2012年4月26日放送

市災害対策本部参集訓練

遠野市では、万一の災害発生に備え、職員の登庁するまでに要する時間などを確認する災害対策本部参集訓練が、きょう(26日木曜日)行われました。この訓練は市役所の組織が変わったことを受け緊急時の初動体制を確認しようと今年度はじめて行われたものです。訓練は、抜き打ちで行われ、午前7時、市内で震度5強の地震を観測したとの想定のもと、部長級の職員ととぴあ庁舎近辺に居住する職員で構成する緊急初動特別班に対し訓練の携帯メールが一斉に送られました。受信を確認した緊急初動特別班の職員はそのまま登庁し、部長級の職員たちは、部内の各課長級職員に情報を転送するなどしてから登庁しました。その結果、緊急初動特別班の職員は午前7時20分までに10人が登庁し対策本部の準備を整えました。一方、部長級の職員については7時30分までに10人が登庁し、課長級職員については7時40分までに20人が登庁しました。また、開始から50分後の7時50分の時点では、部長級職員では15人中14人が登庁し率にして93%、課長級職員では46人中31人が登庁し率にして67%、緊急初動班の職員では20人中15人が登庁し率にして75%となっています。訓練結果について市では、総じて良好と評価する一方、一部の職員については携帯メールの不着信が確認され、改めて緊急の連絡網を検討、検証し、スムーズに連絡が取れるようしていきたいとしています。

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