2012年4月24日放送

細越獅子踊り・湧水神楽海外公演合同報告会

今年の2月から3月にかけてフランス、イタリア、アメリカでそれぞれ公演した市内の郷土芸能団体の報告会がおととい(22日日曜日)、あえりあ遠野で開かれました。海外公演を終え無事、帰国の途についたのは上郷町の細越獅子踊り保存会と宮守町の湧水神楽保存会です。細越獅子踊り保存会は3月2日から8日間の日程でフランスのマルセイユ、イタリアのサレルノとローマなどで公演し、姉妹都市のサレルノ市では駅前通りを練り歩くなどして郷土芸能を披露しました。また、ローマでの公演にはジョルジョ・ナポリターノ大統領をはじめ多くの政府要人が出席する中で日本の文化と復興への歩みをPRしました。一方、2月29日から10日間の日程でアメリカのロサンゼルスやニューヨークでの海外公演を行なった湧水神楽保存会は「鎮魂の巡礼」として公演した各地で賞賛を受けました。報告会では細越獅子踊り保存会の瀧澤征幸会長と湧水神楽保存会の福地孝市会長がスライドや記録映像に合わせて現地での公演の様子などを報告しました。報告を受けた本田市長は「海外公演を行った2つの団体はもとより関係者含め皆さんの努力があったからこそ実現できたことです。本当にお疲れ様でした。」と話し、関わった全ての人の労をねぎらいました。なお、報告会の最後には2年後に控えたサレルノ市との姉妹都市締結30周年にむけ市民が一丸となって取り組んでいくことを確認し関係者は気持ちを新たにしていました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.