2012年4月23日放送

上郷町地域づくり推進大会

上郷町の地域づくり推進大会が、おととい(21日土曜日)上郷地区センターで開かれ、地域づくりや団体育成に功績のあった個人4人と2つの団体が表彰されました。この大会は地域の発展を目指して毎年開かれていて今年で23回目を数えます。大会では地域住民およそ70人が見守る中、長年に渡り地域づくりや団体育成に力を注いだ個人や団体を称える地域づくり表彰が行われました。今回は婦人団体協議会の会長や地域づくり連絡協議会の副会長を務めた小森宰子さんと消防団第8分団の分団長や地域づくり連絡協議会の評議員を務めた山崎登久昭さんなど個人4人と1団体に功労者表彰が贈られました。また、ビリヤードを通じて会員相互の融和や健康増進、それに地域活動への貢献が認められた上郷スーパーショッツビリヤードクラブに感謝状が贈られました。このあと中学生などによる大会恒例の活動研究の発表が行われました。その内、上郷中学校1年の佐々木康生君が、小学6年生の時に調べ市内の科学研究発表大会で優秀賞に輝いた研究、「塩分が植物に与える影響」では、実際にクローバーの種を植えて真水と塩分濃度を変えた数種類の水を与え、その成長の違いについて紹介されました。それによりますと塩分が少しでも含まれた水を与えると発芽しても成長が著しく悪かったり塩分濃度2パーセントを超えると全く発芽しなかったりとその違いが分かったと言うことです。この結果から土壌から塩分を吸収する効果があるとされる植物アイスプラントについてさらに調べ、「震災復興につなげたい」とまとめるなど大人顔負けの研究発表が行われました。出席した地域住民たちは発表に真剣に聞き入り、上郷の子どもたちの健全な成長に大いに満足した様子でした。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.