2012年4月17日放送

新消防庁舎見学会

遠野市の防災拠点となる新しい消防庁舎の見学会が14日と15日の2日間にわたり行われ、7月の使用開始を前に庁舎内部や訓練棟がお披露目されました。見学会は、市の主要な事業として整備を進めてきた新しい消防庁舎がまもなく完成することから施設を見てもらいながら進ちょく状況もあわせて説明しようと開かれました。15日の日曜日には見学会の開始とともに大勢の市民が訪れ新しい消防庁舎の特色や現在の整備状況など職員の説明を聞きながらくまなく見て回りました。新しい消防庁舎は、鉄骨造りの地上2階建てで震度7クラスの地震にも耐えられる免震構造を県内の消防庁舎で初めて導入しているほか太陽光パネルも取り入れ庁舎内の電力として利用できるようになります。そして、ヘリポートや訓練棟のほか119番通報した位置の特定や出動した救急車両と消防車両の位置などがわかる高機能通信指令システムも備え、迅速な対応もできるようになります。今後は、通信指令室や建物以外の外回りの工事などが行われ、6月26日から新しい消防庁舎で業務を始めることにしています。

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