2012年4月17日放送

復興道路説明会

復興道路として整備が進められる「一般国道283号釜石花巻道路」の設計図が示され、おととい(15日日曜日)、地権者への道路設計説明会が開かれました。この日の説明会には、遠野町と綾織町の地権者およそ80人が出席し、岩手河川国道事務所が道路を造るための測量や地盤調査の結果をもとに作成した設計図を示しながら今後の計画の説明と協力を求めました。復興道路として市内で整備が進められる「一般国道283号釜石花巻道路」は片側1車線で、平成27年度に完成を目指す綾織町の遠野ICから上郷町の仙人峠道路につながる遠野住田ICまでおよそ11キロの自動車専用道路です。出席した人たちは、今後どのような計画で工事が進められるのか担当者の説明を聞いたり設計図を見たりしながら自分が関係する場所を確認していました。この日は、田んぼや畑の作付けに関わる質問の他は特に意見などはなく、今後の事業計画について了解しました。岩手河川国道事務所では、今月から道路の建設に必要な用地の範囲を示す杭を設置するほか土地の境界確認や建物の調査をして、今年の9月以降には用地交渉に入りたいとしています。

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