2012年4月11日放送

全国町村会長 長野・川上村村長来遠

東日本大震災で遠野市が行った後方支援の取り組みについて学ぼうと、長野県川上村の村長などがきのう(10日火曜日)遠野市を訪れました。きのう遠野市を訪れたのは、全国町村会長を務め東京の武蔵野市と交流の深い長野県川上村の藤原村長や由井村議会議長、それに村議会議員など一行15人です。一行はこの日、遠野市の総務部長と防災危機管理課長の同行のもと、大槌町と釜石市の被災状況を視察した後、とぴあ庁舎で後方支援活動について本田市長から説明を受けました。その中で本田市長は、過去2回、運動公園を拠点に行った大規模な訓練が今回の支援の迅速な対応につながったとして、備えの重要性を話しました。また、「後方支援をさらに後ろから支援してくれた市町村や団体などのネットワークがなければできなかった」と話し広域的な交流・連携の大切さを訴えました。藤原村長は、「これが今後の主になる立派な支援方式をつくっていただいた。近隣市町村の交流も大事だが遠距離交流も非常に大切だと思った」と話し、遠野市の取り組みについて関心していました。川上村では今回の震災を機にその備えと対応を見直す考えで、今回の視察を今後のまちづくりに生かしていきたいとしています。

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