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2012年4月11日放送

新１年生に110番カード

この春遠野小学校に入学した新１年生たちの安全を守ろうと遠野町防犯協会がきょう（１１日水曜日）１１０番カードを贈りました。この１１０番カードは、子どもが困った時などに最寄りの家に掛け込んだり大人に助けを求めたりするときに見せるカードです。遠野町防犯協会ではこのカードを毎年、この時期に遠野小学校に入学した新１年生を対象に贈っています。きょうは遠野町防犯協会の菊池茂勝会長などが学校を訪れ１年生の代表に児童４９人分のカードを手渡しました。カードには不審者に遭遇した時だけでなく、具合が悪くなったときや道に迷ったときなどでも使えるよう説明が添えられていて、裏側には学校名や子どもの名前などが記入できる欄が用意されています。この後、遠野警察署の警察官が「一番大切なものは命です。遊びや勉強ができるのも命があるからです。このカードはその命を守るためのものです」と説明し、児童たちに使い方を説明しました。遠野町防犯協会では遠野小学校のほか遠野町の児童１５人が通う遠野北小学校にも１５人分の１１０番カードを贈っています。

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