2012年4月6日放送

中学校入学式

市内中学校の再編にともない最後となるそれぞれの学校での入学式をきのうからお伝えしています。きょうは午前に行われた上郷ときのう午後に行われた綾織、小友、附馬牛、宮守のあわせて5校の入学式をお送りします。上郷中学校では20人の新入生が中学校生活のスタートを切りました。来賓や先輩たちがあたたかく迎える中、新入生たちは緊張した表情で入場し、式が始まりました。式辞で菊池福盛校長は、授業や学習に取り組む姿勢など中学校生活の基本になる3つの考え方を示しながら「上郷中学校最後の一年は、生徒全員がいきいき活動しきらきら輝く学校になると期待している」と新入生を歓迎しました。教育委員会や来賓の祝辞のほか新入生にPTAから祝い品が贈られると新入生を代表して鈴木碧生さんが誓いのことばを述べ、3年後には堂々と胸を張って卒業できるよう努力することを誓いました。式が終わると、先輩たちからは歓迎のエールが贈られ、66年の歴史を重ねた上中の締めくくりにふさわしい1年にすることを生徒全員で誓い合いました。

綾織中学校では、新入生10人が入学しました。新入生を前に牧野和男校長が「ひとつの歴史の終わりは新しい歴史の始まりを意味します。道なき道を切り開き、ここに皆さん自身の道を作るのです。後に続くであろう何千、何万の後輩たちが、皆さんの開いた道を歩いて行くのです。なんと夢のあるロマンあふれる大仕事ではありませんか。学校を支えてくれた地域への感謝、そして繋ぎ、創造を合言葉に今年一年がんばっていきましょう」と式辞を述べました。続いて生徒会長の菊池ナヨさんが、「私たちは綾中66年目の最後の30ピースです。一人も欠けることなく30人、30個のピースをしっかりと当てはめ、最高の綾中を創っていきましょう」と歓迎の言葉を贈りました。そして新入生を代表して及川雄誌君が誓いの言葉を述べました。綾織中学校最後の入学生として、10人の新たな学校生活がスタートしました。

また、小友中学校でも入学式が行われ、10人の新入生が中学校生活をスタートさせました。式では、新入生一人ひとりの名前が呼ばれ、遠藤宗俊校長が10人の入学を許可しました。式辞で遠藤校長は、「不撓不屈の精神を基に敢然と挑む力強い決意と、仲間と自分自身を思いやる暖かい心を備えてさらなる向上心を忘れずに一歩一歩着実に成長してほしい」と新入生を激励しました。続いて、生徒会長の冨松誠海さんが、「最後の小友中入学生として誇りを持ち、私たちと一緒に最高の小友中学校を発展させていきましょう」と歓迎の言葉を贈りました。この後、新入生を代表して松田紗彩さんが新入生を代表して誓いの言葉を述べました。式の終わりには、先輩たちが新入生たちにエールを送り、これから一緒に中学校生活を共にする仲間を歓迎していました。

次に、附馬牛中学校の入学式です。きのうは(5日)、附馬牛中と花巻清風支援学校遠野分教室中学部の入学式が合同で行われました。今年度、附馬牛中に入学した14人と遠野分教室中学部に入学した2人が保護者などの拍手で迎えられ入場しました。附馬牛中の下川原宏明校長と花巻清風支援学校の高屋敷英子校長が「希望に満ちあふれた今の気持ちを忘れることなく充実した中学校生活を送ってもらいたいと願っています」などと式辞を述べました。このあと附馬牛中生徒会の阿部優月会長が歓迎のことばを述べたあと、新入生を代表して松田実樹さんが誓いのことばを述べました。附馬牛中としてはあと1年ですが、新入生たちは、充実した日々を過ごすことができるよう気持ちを引き締め中学校生活をスタートしました。

そして、宮守中学校では、39人の新入生を迎えました。式辞で菊池塔寿校長は、「先手行動」という言葉を紹介し、後手に回って後悔した自らの経験を話しながら「先を読んで手を打てる人ほど成功をつかめる」と新入生を激励しました。来賓からの激励や先輩たちの歓迎を受けると新入生を代表して浅沼伊織さんがこれまでとは違う中学校生活での目標など誓いのことばを述べました。新入生たちは来週は対面式に臨み、応援歌練習や部活動など中学生として新たな学校生活をスタートさせます。来週月曜日は、きょうの午後に行われた土淵中学校と青笹中学校の入学式をお送りします。

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