2012年4月2日放送

まちおこしセンター 観光交流センター開所

新年度を迎え市内商工観光の2つの拠点施設が、JR遠野駅前にこのほど完成し、きのう(1日)それぞれ開所式が行われました。駅前に新しく開所したのは、遠野市まちおこしセンターと遠野市観光交流センターの2つの施設です。きのうは、はじめに、まちおこしセンターの開所式が行われ、関係者およそ50人が出席して玄関前の看板の除幕が行われ、開所を祝いました。開所した、まちおこしセンターは、愛称を「あすもあ遠野」と命名され、旧JAとおの本所ビルを活用した建物は、地上3階建てで、1階には遠野商工会が入居します。また、2階には市役所の新しい部署となる商工観光課と連携交流課が入り、3階は多目的ホールなどとなっています。きのうは、このあと、観光交流センターの開所式も行われ、入り口でくす玉を割って開所を祝いました。開所した観光交流センターは、愛称を「旅の蔵遠野」と命名され、観光協会が指定管理者として管理運営にあたります。内部は観光案内所やレンタサイクルの受付窓口、それに旧物産センター同様菓子や工芸品などのみやげも品の販売コーナーの機能もあります。また、軽食や喫茶のコーナーが併設されているほか、トイレは体の不自由な人や幼い子どもをもつ人にも配慮されたものとなっていて、その隣には、コインシャワーの機能も備えられています。きのうはJRグループの大型観光企画いわてデスティネーションキャンペーンの初日と言うこともあり、JR遠野駅では着物を着る会のメンバーなどが観光客を出迎えたほか、早池峰バスの新しいラッピングバスで観光地を巡る遠野物語めぐり号の出発式も行われました。遠野の玄関口に2つの施設が開所したことで市内の商工観光の振興と発展に大きな役割を果たすものと期待されます。

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