2012年3月22日放送

遠野市防災会議

遠野市防災会議がきょう(22日)、開かれ、遠野市地域防災計画の修正などについて協議されました。市地域防災計画は、いざというときに行動するための指針となるもので、地区センターなどに置かれています。この計画は、毎年、見直しが実施されていて、今回は、去年発生した東日本大震災を受け、災害対応における検証を踏まえ、防災体制の強化および充実を図るために見直しが行われます。これまでに行われた市長と語ろう会などを通じて出た意見も踏まえ、東日本大震災の教訓を反映した対策などを目的に見直し案がまとまりました。このなかで、有事の際、地区センター班の設置や自治会災害活動本部の設置といった地域防災体制を確立することや後方支援の方針などが今回の見直し案の特徴となっています。きょうの会議には、県など関係機関の代表者が集まり、見直し案について確認しました。また、きょうは、遠野市水防計画の修正についても協議され、原案の通り確認されました。今後は、いざというときの市民の行動指針となる地域防災計画と水防計画についての説明会が各地域で開かれる予定ということです。

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