2012年3月19日放送

市幹部職員 新消防庁舎現場視察

及川副市長など市の幹部職員がきょう(19日)、現在、青笹町に建設中の遠野市総合防災センターを訪れ、工事の進ちょく状況を確認しました。総合防災センターは、去年3月11日に建物の工事が着工し、まもなく完成となります。及川副市長など市の幹部職員がきょう、総合防災センターを訪れ、工事の担当者から説明を受けながら進ちょく状況を確認しました。消防庁舎は2階建てで、このうち1階の車庫には融雪装置が設置され、冬場に救急車などがスムーズに出ることができるように対策が取られています。また、エンジン排気システムも設備され、暖気運転する際に排気ガスを外に出す仕組みがとられています。2階には100人ほど入れる大会議室と有事の際に設置される災害対策本部が設けられるほか遠野の消防の歴史などを展示するホールもあります。このほかに県内の消防施設では初めてといわれる免震構造も取り入れられ、最新の環境が整えられています。東日本大震災の影響で資材や人の不足があったものの工事関係者の努力で1年間の工事で完成の見込みとなりました。建物の完成は、来週26日の予定で、ほかに舗装などの工事が行われたのち、今年7月8日に開所式が予定されています。

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