2012年3月19日放送

東日本大震災 後方支援の集い

東日本大震災・後方支援の集いがきのう(18日)、開催され、出席者たちは、これまで取り組んできた遠野の活動を振り返りながら今後のあるべき支援について考えを新たにしていました。この集いは、東日本大震災が発生して1年経過するにあたり、これまでの活動を振り返り検証しながら新たな連携のあり方について考え、復興元年として力強く歩み出そうと開催されました。きのうの集いは2部構成になっていて、第1部では、遠野を支援してきた自治体や企業、団体などに遠野産材を使って作られた感謝の楯などが贈られました。このあと、8人が代表であいさつし、遠野まごころネットの多田一彦理事長は、感謝の言葉を述べながら今後、真の連携や復興とは何か考えなくてはいけないのではと話していました。また、宗像久男さんに特別感謝状が贈られました。宗像さんは、遠野の後方支援拠点構想に理解を示し、4年前には大規模な震災対処訓練を実施するなど東日本大震災における遠野の後方支援活動の円滑な展開推進に役立てたとして今回、特別感謝状が贈られました。第2部では、東京大学の濱田純一総長による講演や復興期成同盟会長を務める野田武則釜石市長から沿岸の状況の報告などがあったあと、及川副市長が縁が結ぶ復興への絆をより太くするための決議案を読み上げました。会場には市内の消防団などおよそ900人が集まり、賛成の拍手を送り決議案は承認されました。

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