2012年3月13日放送

遠野カッパ工事隊発足式

土淵町を走る国道340号線土淵バイパスの愛称がこのほど「遠野かっぱロード」に決定され、きのう(12日月曜日)、道路の工事にあたる遠野かっぱ工事隊がお披露目となりました。国道340号線土淵バイパスは土淵町土淵地区から栃内地区までを結ぶ全体延長4.5キロの区間で、先月、地域住民に実施したアンケートにより「遠野かっぱロード」と名づけられました。きのうは、土淵バイパスの工事に携わる市内の建設業者で構成した「遠野かっぱ工事隊」の発足式が行われ、建設業関係者や地域住民にお披露目されました。遠野かっぱ工事隊の発足の背景には東日本大震災での遠野の建設業者の功績があまり知られていないことや今後の沿岸地区の復旧復興には市内をはじめとする建設業者の力が不可欠であることがあげられます。企画した県の県南広域振興局遠野土木センターでは遠野かっぱ工事隊の発足によって遠野の建設業者のPRをするほか、工事隊が地域を盛り上げ、更には、復興支援道路として沿岸地区への観光客を集客しようという狙いです。今週からは早速、河童をイメージしたヘルメットや安全服を着て遠野かっぱ工事隊が道路の整備にあたるということです。また、土木センターでは今後、オリジナルの案内板の設置や遠野かっぱロードフェスティバルの開催を予定していて、更なる盛り上がりに期待を寄せていました。

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