2012年3月12日放送

東日本大震災から1年 「これからの防災とは」

東日本大震災発生からきのう(11日)で1年が経ちました。この1年を通じてこれからの防災についてみなさんはどう考えるようになったでしょうか。去年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0の地震が発生し、遠野市では震度5強を観測しました。この地震により午後3時28分に避難勧告が出され、市民は地区センターなどに避難しました。また、数日間市内は停電となったほか電話がつながらなかったり瓦が落下したりと被害が出ました。あの地震発生から1年が経ち、防災についてどう考えるようになったか、市民に聞きました。遠野市と交流のある熊本県菊池市から派遣され、今年1月より市の後方支援室で業務にあたっている前田浩規さん。前田さんは、被災地を見てきたことで常日頃、危機管理をする必要性を感じたと言います。大槌町から遠野に避難している伊藤定夫さん。伊藤さんは、JR大槌駅の近くに住んでいましたが、津波で流され、大槌駅の柱につかまりながら一夜を過ごし、助かったといいます。

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