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2012年3月12日放送

東日本大震災から１年　各地で追悼式典

東日本大震災発生からちょうど１年になるきのう（１１日日曜日）、各地で犠牲者を悼む式典が行われ、本田市長や及川副市長などが参列しました。この内、大槌町では大槌ふれあい運動公園で合同慰霊祭が行われ、およそ２０００人の遺族や来賓が参列しました。会場では同じ時間帯に行われた政府主催の追悼式の映像が映し出され地震が起こった午後２時４６分に参列者全員で黙とうを捧げ犠牲者を悼みました。この後、大槌町の碇川豊町長が主催者代表として式辞を述べました。続いて大槌小学校６年生の古川海暉くんと三浦妃佳利さんが追悼の辞を述べました。つづいて献花が行われ、本田市長も花を手向けました。参列した遺族たちは犠牲になった家族を思い次々と献花台に花を添え手を合わせていました。一方陸前高田市では県との合同追悼式が行われ、会場となった高田小学校の校庭に設けられた大型テントには、来賓や一般参列者などおよそ２８００人が参列しました。追悼式では地震が起きた午後２時４６分に合わせ震災で犠牲となった人たちに向け、参列者全員で１分間の黙とうを捧げました。つづいて東京で開催されている国の追悼式会場から野田佳彦内閣総理大臣の式辞と天皇陛下からのお言葉が生中継されました。中継が終わると県の達増拓也知事と陸前高田市の戸羽太市長がそれぞれ式辞を述べました。その後、遺族の代表などが追悼の言葉を述べ、及川副市長などが次々と祭壇へ献花を行いました。また、釜石市の追悼式には遠野市から市消防本部の千葉消防長と市議会から新田議長が参列しました。このように震災から１年を迎えたこの日は、各地で追悼の祈りが捧げられていました。

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