2012年3月2日放送

遠野緑峰高校卒業式

遠野緑峰高校できょう(2日)卒業式が行われ、卒業生たちは新たな進路にむけて学び舎(や)を巣立ちました。遠野緑峰高校の今年度の卒業生は、生産技術科と情報処理科の生徒合わせて71人です。新たな進路に向け学び舎を巣立つ卒業生を祝おうと在校生や保護者が拍手で迎えはじめに東日本大震災で亡くなった人たちへ黙とうを捧げ式が始まりました。式では卒業生の名前が読み上げられ坂本裕克校長から生徒1人1人に卒業証書が手渡されました。式で坂本校長は、「緑峰高校の校是(こうぜ)「拓心(たくしん)」は開拓者精神です。開拓者は冒険であり、忍耐強く創意に満ちているのが特徴です。拓心を心に刻み、正しいことを行い、自己実現のために努力してください」と式辞を述べ卒業を祝いました。来賓や後輩たちの祝福を受けたあと卒業生を代表して生産技術科の菊池晃平さんが高校生活の思い出を振り返り答辞を述べました。式の終わりには、生徒たち一人一人が育てたパンジーの鉢植えを保護者に贈り、これまで温かく見守ってくれた親への感謝の気持ちを表しました。卒業生たちの進路状況は、71人の内、28人が進学で就職は43人と、全員が進路を決めています。式を終え会場を後にする卒業生たちはお世話になった先生たちと握手をしたりハイタッチをしたり3年間の高校生活を振り返りそれぞれの未来へ向けて新たな一歩を踏み出しました。

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