2012年3月1日放送

フランス・イタリア公演結団式 細越獅子踊り保存会

大震災で被災した日本のイメージを回復させようと地方の文化を通して現状を紹介する外務省と遠野市の共同事業地方の魅力発信プロジェクトとしてあすから9日間の日程でフランスとイタリアに派遣される上郷町の郷土芸能団体細越獅子踊り保存会の結団式がきのう(2月29日水曜日)あえりあ遠野で行われました。きのうの結団式には保存会の瀧澤征幸会長をはじめとするメンバー14人と市の関係者など合わせておよそ30人が出席しました。はじめに遠野市の姉妹都市で公演が予定されているイタリアのサレルノ市のビデオが上映され、現地の雰囲気を確認しました。一行はあす成田空港からフランスのパリに向け出発し、フランスのマルセイユで開催中の日本のアニメやファッション、武道や芸能など多様な文化を扱う博覧会ジャパン・エキスポ・スードでの公演や、イタリアのローマではイタリアのナポリターノ大統領を招いて開催される日本大使館主催の大震災復興記念行事での公演が予定されています。また、途中、イタリアのサレルノ市では、市役所を表敬訪問して本田市長の親書を届けるほか市内での公演も予定されています。保存会の瀧澤会長は「激しい踊りで日本の安心を抱かせる踊りを見せ、日本のイメージ回復に向け精一杯務めて来ます」と抱負を語っています。

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