2012年3月1日放送

春の全国火災予防運動 バス車両火災避難訓練

路線バスで白煙が発生したことを想定した路線バス避難訓練がきょう(1日)、市内のバス会社で行われました。きょうの訓練は、運転席側から白煙が出て自動ドアの開閉ができなくなったことを想定して行われました。バスの運転手は、訓練とはいうもののいざというときに備え、真剣な表情でバスの後ろ部分にある緊急ドアからの避難誘導などにあたっていました。こうしたバスを使った避難訓練は、しばらく行われてなかったということですが、遠野消防署の菊池仁一副署長は、きょうの訓練について「非常に良く行われていた」と評価していました。市内では毎年のように交通事故などによる一般車両の火災が発生しています。菊池仁一副署長は、「みなさんの日ごろの安全運転の励行が事業所として無事故・無違反とあわせ非常に良い成果をもたらしているのでは」としたうえで「きょうの訓練を契機にバスの火災などを防ぐよう一層の努力をお願いします」と注意を呼び掛けていました。また、きょう、3月1日から7日までは春季全国火災予防運動となっています。運動期間中、市内の事業所を対象とした特別査察などが予定されています。今年の市内での火災件数は、きのうまでに3件ということです。火災の原因として暖房器具などによるということですが、みなさん、ご注意ください。

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