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2012年2月28日放送

地域文化と開かれた学校づくり

特色ある学校づくりについて学ぼうときのう（２７日）福島大学の学生たちが遠野北小学校の取り組みを視察しました。この視察は、福島大学の行政政策学類の学生たちが調査している「地域文化と開かれた学校づくり」について、実際に現場の様子や声を聞き内容を深めようと行われました。２泊３日の日程で遠野を訪れた学生たちは、市民手づくりで長年続く遠野物語ファンタジーを観賞したほか、きのうは、遠野北小学校の薬研太鼓の演奏を見学し、学校や地域の関係者から取り組みの状況を聞き取りました。遠野北小学校の薬研太鼓は２０年ほど前に誕生した創作太鼓で、初めの頃は太鼓クラブとして希望する児童だけで活動していましたが、今は６年生全員が取り組み次の学年へ引き継いでいくようになっています。演奏を聞いた学生たちは、どんな方法でどれだけの時間を使って次の学年へ引き継いでいるのか、先生や地域の人たちがどのように関わっているのか、さらに、どんな効果が生まれているのか詳しく聞いていました。今回、薬研太鼓を演奏した６年生からは歌のプレゼントもあり学生たちにとっても収穫の多い視察となった様子でした。

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