2012年2月16日放送

鱒沢小学校で雪灯り

卒業式を一カ月後に控えた鱒沢小学校の6年生が、きのう(15日)雪あかりに挑戦し、感謝の灯をともしました。雪あかりに挑戦したのは、鱒沢小学校6年生の菊池立展くんと菊池雄太くんと平賀柊くんの3人です。雪あかりは、6年間お世話になったたくさんの人たちへ感謝の気持ちを表そうと6年生とその保護者が企画して少しずつ準備を進めてきました。この日のために用意したろうそくは1200本で、思い描いた文字が浮かび上がるよう10センチほど間隔をあけながらろうそくを埋めていきます。3人が考えた文字は、「絆」と「ゆめ」です。辺りが暗くなり始めた午後5時半、いよいよろうそくに火をつけていきます。つけた火が風で消えないよう工夫した風除けがあってもこの日は風が強く、火をつけるとすぐに消えてしまいます。それでもあきらめず火をつけていきますがなかなか文字は浮かび上がりません。火をつけ始めてから1時間ほどが過ぎた頃、やっと「絆」の文字が浮かび上がりました。感謝の気持ちを込めて、最後まであきらめずにやり遂げた3人の心には「絆」と「ゆめ」の文字がしっかりと刻まれました。

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