2012年2月14日放送

綾織町で市長と語ろう会

市民からの意見や提言を災害に強い地域づくりに反映させようと市内9つの地区を回わって開かれている市長と語ろう会は、昨夜(13日月曜日)、綾織町を対象に開かれました。会場となった綾織地区センターには市民33人が出席して本田市長や市の幹部職員と意見を交わしました。この中で市民からは「日ごろの避難訓練の重要性を認識した。まずコミュニティーセンターなどに避難する体制があれば、安否確認が迅速にできる。地域のことは地域で守る必要性を感じた」とする意見や「河川に木が生い茂っている。大雨で増水した際は56災害の様な水害を起こさないか心配だ」とする意見が出されました。このほか「除雪しても路肩に雪が残って吹き溜まりになる個所や上り坂で路肩に雪が残っているため危険な個所がある。除排雪の対応をお願いする」などの要望が聞かれました。これに対して市側は地域のことは地域で守るについては、「災害時は自分の身を守ることが大切。その後、火の元に注意しながら避難所に避難する。自主防災組織を中心に地域の防災体制の構築をお願いしたい」と答え、河川に生い茂る樹木については「河川を管轄する県の土木センターとも連携しながら対策を講じたい」と回答しました。また、除排雪については「吹き溜まりになる危険地域は地形などからあらかじめ特定できるもの。さっそく調査し、除雪業者に対応をお願いする」と回答しています。この市長と語ろう会はきょうは青笹町で、そしてあさって16日には遠野町で開催され、全ての日程を終了することになります。

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