2012年2月10日放送

ふるさと就職ガイダンス

地元での就職を希望する人たちを対象にしたふるさと就職ガイダンスがきょう(10日金曜日)、あえりあ遠野で開かれました。就職ガイダンスは、地元企業への就職を進めようと釜石地区雇用開発協会が毎年この時期に開いています。きょうは製造業やサービス業など23の企業が説明のブースを設ける中、仕事を探している人たちが50人以上参加しました。釜石公共職業安定所によりますと仕事を探している人1人あたり何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、去年12月現在で釜石所管内は0.69倍ですが遠野出張所は1.21倍と仕事を探している人の数よりも求人の数が上回っています。会場を訪れた求職者は、一般の人たちの姿が多く、また、特例的に延長されていた失業手当の支給期限が切れ始めている影響もあり参加した求職者の半数が沿岸の被災地からでこれまでの経験を生かした職種や地元の職場を求め、担当者の説明を聞いていました。会場を訪れた市内からの参加者は、「職業訓練校に通っているがまもなく卒業を迎えるので希望の職種に就けるよう就職活動を続けたい」と参加企業の面談に臨んでいました。

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