2012年2月2日放送

小友小 大槌北小と支援交流

つづいては小友小学校から寄せられた話題です。小友小学校では大震災で被害を受けた大槌町内の小学校を支援しようと小友小学校の児童たちが募金活動などを行ってきました。そして先週金曜日、6年生の児童たちが贈呈先・大槌北小学校を訪問して、募金を手渡すとともにクイズや郷土芸能などで交流を深めました。小友小では5、6年生の児童の発案で支援活動がはじまり、児童会の執行部を中心に去年暮れから募金活動などが行われてきました。執行部では全校児童54人を対象にお年玉募金を呼び掛けたり地域の人たちに寄付を呼びかけたりしたほか、先月7日には地区センターで行われた地域づくり推進大会にも出向いて支援のための募金活動を行ってきました。その一方で、より多くのお金が集まるようにと赤い羽根共同募金なども積極的に行ったほか、空き缶回収では多くのアルミ缶やスチール缶を運んだり選別したり励みました。活動の結果なんと15万円もの善意の気持ちがこもったお金が集められました。そして先週金曜日、児童たちは集められたお金やベルマークと交換したボールや縄跳びなど運動用具を持って大槌北小を訪問しました。大槌北小は現在、仮設の校舎で授業が行われています。小友小の児童たちは6年生の教室を訪ね贈呈式などに臨みました。このあと交流会が行われ、クイズを出しあったり観光地や産業など自分たちのまちについて紹介しあいました。また、小友小からオシラサマの昔話が披露されると、大槌北小からは沿岸地区に伝わる郷土芸能虎舞が披露されました。募金の贈呈と交流会は楽しく賑やかなうちに幕を閉じました。この活動を終えて6年生たちは後輩たちに自分たちの思いを託します。

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