2012年2月1日放送

遠野早池峰ふるさと学校利用者増える

附馬牛町にある遠野早池峰ふるさと学校は、2年前に開校して以降、利用者が増えています。そのふるさと学校の魅力とは何か、取材しました。ふるさと学校は、5年前に閉校となった大出小中学校を活用し、都市と農村の交流拠点施設として平成22年の6月に開校しました。これまで観光客のほか遠野と交流のある東京の武蔵野市や愛知の大府市などから多くの人が訪れ、わらじ作りやソバ打ち体験などを楽しんでいます。開校してからの利用者数です。平成22年度は、6月開校ということで年度途中ですが、およそ1900人がふるさと学校を訪れました。一方、今年度は、12月までにおよそ2100人がふるさと学校を訪れています。ふるさと学校を訪れる人たちの中からは、教室や廊下など5年前に閉校した大出小中学校当時のままにある様子を見てタイムスリップした感じだと喜ばれているということです。ふるさと学校には、全国から多くの人が訪れるほか海外からも訪れています。フランスからの観光客は、感謝の気持ちとして日本語で手紙をふるさと学校に送ってきました。ふるさと学校では楽しい行事も行われています。今週日曜日には、素人演芸会が開かれ、アンコールが出るなど最後まで盛り上がっていました。ふるさと学校は、土曜・日曜・祝日を除く午前9時から午後5時まで開かれています。

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