2012年2月1日放送

議員と住民懇談はじまる

開かれた議会に向けて議会基本条例の策定を目指す市議会は、きのう(1月31日火曜日)から市内9つの地区に議員が出向いて市民から議会改革について意見を聴いています。この取り組みは市議会が伝える・聴く・行動するを3本柱に掲げ、議会改革を進めようとするもので、一関市と花巻市の議会では既に条例化されています。きのうは小友、松崎、宮守の3つに地区に市議会議員19人が分かれて出向き、参加した市民合わせて29人から議会改革に向けた意見を聴きました。この内、宮守地区では、オブザーバーとして新田議長も出席する中、6人の議員たちが市民からの意見を確認しました。その中で市民からは「議会への関心を高めるためにも子ども議会などを開催してはどうか」と言った意見や「住民参加を望むのであれば傍聴席の数を増やすべきではないか」などとする意見が出されました。一方、小友地区では、「議案の議決のほとんどが全会一致が多いようだが、もっと議論を深める必要があるのではないか」とする意見が出され、松崎地区では、「議員全員協議会についてもテレビ中継してはどうか」などの意見が出されました。この市民からの意見を聴く議会改革について意見を聴く会はきょうは、遠野、綾織、上郷地区を対象に開かれ、あすは、附馬牛、土淵、青笹地区を対象に開かれる予定で、共に午後6時30分からはじまります。市議会では出された意見を参考にしながら議会基本条例案をまとめ6月議会に議員発議案として提案することにしています。

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