2012年1月31日放送

消防団のスキッド講習会

市内の消防団員を対象に滑りやすくなった路面での運転技術を学ぶスキッド講習会が28日土曜日から2日間に渡り市内の自動車教習所で開かれました。この講習会は、滑りやすくなった路面でのブレーキやとっさの時のハンドル操作など冬場の運転技術を高めようと開かれたものです。スキッド講習には市内の消防団各部分所の団員が代表して参加しました。この日は、滑りやすい路面状況が体験できるスキッドコースを使って緊急停止する時のブレーキの掛け方やスリップした場合の対応などを学びました。アンチロックブレーキシステム、いわゆるABS機能が付いていない車の場合、滑りやすい路面ではタイヤがロックしない程度にブレーキを掛けるソフトブレーキが最も有効だといわれています。参加した団員たちはさまざまなブレーキの掛け方を試しながら同じ時速でもブレーキの掛け方一つで止まるまでの距離に違いがでることを実感していました。遠野消防署では、団員であれば誰でもポンプ車の運転に携わることから今後もこうした講習会を開催したいとしています。

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