2012年1月12日放送

復興道路・測量中心杭打設式

花巻と釜石を結ぶ復興道路の内、仮称、遠野インターから仮称、遠野住田インターまでのおよそ11キロの区間の本格整備に向け、設計の元となる中心くいを打ち込む設置式が、きのう(11日水曜日)市内ではじめて綾織町で行われました。この設置式は道路幅の中心の目印となるくいを打ちこみ、測量調査をする際の基準とするものです。きのうは岩手河川国道事務所や遠野市、それに地元綾織町の役員など関係者およそ20人が出席しました。式では、本田市長が「被災地の復興に向けスピード感が問われていますがそのスピード感を形にしたのがこの設置式に表れていると思います。工事が安全に進むことを願っています」とあいさつしました。このあと中心くいの設置が行われ、関係者9人が木槌を振りおろし中心くいを打ち込みました。復興道路は今後、整備予定地の測量調査が行われ地形や地盤、交差する道路や住民の利水状況などが細かく確認されます。それを受けて今年4月以降には道路の設計に入り、秋には用地交渉が進められると言うことです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.