2012年1月11日放送

森林エクスカーション

国連総会決議により定められた2011年の「国際森林年」を契機に組織された国際森林年国内委員会がきのう(10日)、馬搬の見学や森林保全に係る意見交換などを行いました。国際森林年国内委員会は国連が定めた国際森林年の2011年を契機に豊かな森林を守り育てていくための組織で各界の有識者で構成されています。この度、第5回の委員会と現地調査を遠野市と住田町で開催することとなり、きのう、一行は市内で行われる馬搬を見学しました。馬方の岩間敬さんの説明のもと、遠野馬搬振興会の菊池盛冶会長が愛馬と共に切り出したスギの木を運び出す人馬一体の作業に参加者は目を奪われていました。また、場所を青笹町の木工団地に移し集成材の製造・加工工程を見学した一行は森林総合センターで意見交換会を開催しました。ここでは、委員のほか本田市長や林業関係者などおよそ70人が出席し、今後の森林保全活動に関する取り組みについて議論を深めました。なお、一行はきょう、遠野市と住田町で仮設住宅を見学した後、住田町で国際森林年の活動報告などを行ったということです。

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