2012年1月6日放送

市長現地視察

本田市長はきょう(6日金曜日)、建設が進められいる産直かみごうや新消防庁舎、それに、年末年始も休まず活動した遠野まごころネットなどを視察し、現状を確認しました。この内先月から浄化センターに拠点を移したまごころネットでは事務局スタッフに声をかけ、連日のボランティア活動の労をねぎらいました。まごころネットのボランティアたちはこの年末年始も20人から30人が仮設の宿泊施設に泊り込みながら被災者支援などを行ったと言います。本田市長は事務局スタッフ一人ひとりと握手を交わし、感謝の気持ちを表していました。このあと本田市長は上郷町に新たに建設が進められている産直かみごうの現場を視察しました。本田市長は業者の担当者や市の担当職員から進ちょく状況などを聞き取りながら間取りなどの確認をしていました。新しい建物は産直施設のほかトイレなども内部に設置され、駐車スペースについてはおよそ50台分の収容を予定しています。現在の進ちょく率はおよそ50%で、震災の影響でサッシの入荷が遅れているものの予定どおり3月中の完成を目指しています。このほか、きょうは青笹町に建設されている新消防庁舎も視察しました。本田市長は消防職員が出動する際の動線を細かく確認しながら庁舎の隅々まで見て回りました。新消防庁舎の進ちょく率はおよそ70%で、今後は徐々に、内装や各種設備の工事に移行する予定です。新消防庁舎の車庫については、10台分の駐車が可能となっていて、その一部は将来を見据え大型の消防車両の駐車もできるよう高さや奥行きが十分に取られています。また、2階部分には防災教育として活用可能な震災パネルの展示スペースや見学スペースなども設けられる予定になっています。庁舎の東側には県内でも有数な規模を誇る訓練棟が併設されていてまさに防災の拠点にふさわしい施設と言えそうです。新消防庁舎は今年6月中に完成する予定と言うことです。

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