2012年1月4日放送

初詣でにぎわう

新年を迎えた1日、市内の神社やお寺は今年一年の幸せや健康などを祈る初詣客でにぎわいました。例年三が日で3万人以上の参拝者が訪れる遠野郷八幡宮は、今年も家族連れなどでにぎわいを見せていました。この日の市内は、朝の最低気温が氷点下11・3度とこの冬一番の寒さを記録し、そんな寒さの中でも参拝に訪れた人たちはさい銭を入れ、より良い一年を過ごせるようにと願いを託していました。八幡宮によりますと、ここ数年、1日の未明よりも日中の参拝者が多くなっていて、また、大雪に見舞われた去年より今年の三が日は天候に恵まれ、参拝者も多かったということです。
遠野風の丘では、新しい年が明けた1日から正月イベントで多くの人たちを迎えました。エントランスホールでは、産直などが提供する新年大抽選会や書き初めなどが行われ正月気分を盛り上げました。特に盛り上がったのは新春恒例の餅つきと餅振る舞いです。餅つきには杵と臼が用意され、「ヨイショ」の掛け声と合わせて威勢よく餅がつかれました。「餅つきしたい人」と声が上がると近くで見ていたちびっこたちが手を上げ餅つきに挑戦です。お父さんと一緒に餅をつく可愛らしい姿に見守る人たちからは笑顔がこぼれていました。つきたての餅は、その場で、きなこ餅にして振る舞われ、訪れた人たちは、お腹を満たしてお正月気分を満喫しました。
今週月曜日から新年の営業をスタートしたショッピングセンターとぴあでは、2日に、仙人太鼓の打ち鳴らしが行われ、新年を祝いました。買い物客はしばし足を止め力強い太鼓の音色に耳を傾けながら新しい年の始まりを感じていました。

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