先月の大雨で被害を受けた宮守町で、おととい地域の人たちが協力して土砂の片づけを行いました。先月25日の大雨によって市内では土砂崩れや住宅の浸水被害が発生しました。このうち、取材した宮守町下宮守では大雨から1週間以上が経過した現在も用水路や側溝に土砂がたまり片付けが進まない状態が続いていました。今回の整備活動はこの状態を少しでも改善させるため、自分たちができることから取り組んでいこうと、地域住民が新町自治振興会に提案して行われたものです。午前6時から始まった活動では地域の人たち10人が用水路や側溝にたまった土砂を取り除いたり、道路に散らばった枯草などを集めたりしていました。また八重樫会長は「まだ、被害が残っている場所はある。住民同士が協力し合って自分たちの住む地域は自分たちで守る意識で今後も取り組みを進めたい。」と話していました。