10月2日放送分

いわて環境塾


環境保全活動等に関する知識を学ぶ「いわて環境塾」の講座が先週土曜日あえりあ遠野で開かれました。岩手県では持続可能な世界の実現を目指し、環境保全に関する地域リーダーを育てる講座「いわて環境塾」を開いています。この日は全6回のうち3回目の講座が行われ、「地域資源としての野生鳥獣について考えよう」をテーマに綾織町でジビエ加工処理施設「遠野ジビエの里」を運営する毘沙門商会の及川真共同代表が講師を務めました。及川さんは自らの経験を交えながら、害獣による農作物被害の現状や野生鳥獣と人との関係性などについて説明しました。また、講座の中で行われたトークセッションでは緑峰高校の生徒3人が参加し、参加者からの質問に答えながら鹿肉を食べてみての感想やジビエへの関わり方などについて高校生ならではの視点で思いを伝えました。参加した人たちは人と野生鳥獣との関係や地域資源としての捉え方について理解を深めている様子でした。なお、今年度のいわて環境塾では10月に温暖化やプラスチックごみ、11月に脱炭素、12月に環境の視点を取り入れた地域づくりをテーマとした講座が予定されています。
最近のニュース
リストに戻る