4月30日放送分

遠野市議会臨時会


遠野市議会臨時会がきょう開かれ、5つの議案について審議されました。きょう午後1時に開会した市議会臨時会では、「令和5年度一般会計補正予算(第11号)の専決処分に関し承認を求めること」についてや、「令和6年度遠野市一般会計補正予算(第1号)」など合わせて5つの議案が審議され、全て原案の通り可決されました。このうち、令和6年度遠野市一般会計補正予算(第1号)については、歳入歳出にそれぞれ3億922万5,000円を追加し、予算の総額を184億922万5,000円とすることが決まりました。主な内訳は物価高騰支援給付金の給付に係る事業費の計上におよそ2億5,000万円、ショッピングセンターとぴあへの大型木製遊具整備に係る事業費の計上におよそ5,400万円となっています。物価高騰支援給付金の給付について、市では国の「デフレ完全脱却のための総合経済対策」などを踏まえ、交付金を活用し、低所得者の子育て世帯や住民税の非課税世帯などを対象に定額減税と合わせた物価高の支援策を行うということです。またショッピングセンターとぴあへの大型木製遊具の整備については、地域産木材を利用した遊具を通して子育て環境の充実や中心市街地の活性化などにつなげるため森林環境譲与税を活用し、とぴあ1階と2階にボルダリングや滑り台などを整備するということです。議員からは、とぴあに設置される遊具について目的や利用時間、安全に利用できるよう管理体制などの質問が出されていました。なお、出された議案は、すべて全会一致で可決となり遠野市議会臨時会は閉会となりました。
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