2016年5月30日放送

JAいわて花巻 通常総代会

遠野市を含む県中央部の農業協同組合、JAいわて花巻の18回目となる通常総会が先週金曜日(27日)花巻市で開かれ、今年度の事業計画などが承認されました。総代会には、JAいわて花巻管内の遠野、釜石、大槌、花巻、北上、西和賀の総代968人のうち、本人出席と委任状出席などを合わせて937人が出席しました。総代会では初めに高橋専太郎代表理事組合長が「県や各市のご協力をいただきながら、本組合が目指す強い農業づくりに向けて基盤構築を進めて参ります」とあいさつしました。このあと議事に入り、今年度の事業計画案など10の議案が審議されました。それによりますと、昨年度は第2次中期経営計画・営農振興計画の最終年度として、「営農活動」と「くらしの活動」の充実を図るため、支店の増設や支店を核とした活動を通し、地域の活性化に努めたということです。その結果、経常利益12億5200万円、また当期余剰金9億2900万円を計上したことが報告されました。また、今年度の事業計画では、第3次中期経営計画を進めながら、平成30年度販売額250億円達成を目標に、アスパラガス作付け倍増運動を継続し、ブランド化を推進するということです。さらに、水田農業と複合経営による園芸生産の拡大などを中心に行いながら、地産地消を普及させて、地域との連携を深め協同活動の実践を図るという方針が提案されました。このあと採決が行われ、10の議案は、すべて原案通り可決・承認されました。

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