2016年5月30日放送

遠野東中学校区授業交流会

今年度1回目の授業交流会が先週金曜日(27日)に開かれました。この授業交流会は、市内小・中学校の教職員が義務教育9年間を見据えて連携し、よりよい授業づくりを図ることで学校教育の向上につなげようと市内の小・中学校の教職員で組織される遠野市教育研究所が毎年開いています。先週金曜日は遠野東中学校区の授業交流会が土淵小学校で開かれ、中浜艶子教育長や東中学校区にある小中学校の教職員などおよそ60人が出席しました。教職員たちは「教師と子ども間での学習過程における言語活動の重点化」と「子ども同士での学び合いの場における言語活動の工夫」の2つの視点で、3年生の社会と6年生の算数の授業を参観しました。教職員たちは、授業の進め方や教師の働きかけに対して児童がどのように反応するかなどメモや写真を撮りながら参観していました。授業のあとの分科会では「中学校での学習にスムーズにつなげるために小学校での学習はどうあればよいか」などについて意見交換が行われました。この中で、小中学校の教職員が意識するべきポイントが明確になり、そのポイントを意識して学力向上に向けた授業づくりをしていくことが共有できたといことです。遠野東中学校区では、日々の授業から東中学校区の2つの視点を意識した授業を行い、児童・生徒の学力向上を図っていきたいとしています。なお、遠野西中学校区は、あす(31日・火曜日)、遠野中学校区は今週木曜日(6月2日)にそれぞれ授業交流会が予定されているということです。

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