2016年5月27日放送

台湾訪問ミッションへ向けて事前報告

いわて花巻空港と台湾を結ぶ国際チャーター便の運行がきのう(26日・木曜日)、開始されましたが、現地での観光物産PRなどを図ろうとする岩手県の台湾訪問ミッションに遠野市から5人が参加します。台湾への出発を前にきのう(26日・木曜日)、とぴあ庁舎で事前報告会が開かれました。岩手県の台湾訪問ミッションは、国際定期便の誘致活動や現地での観光物産PRなどを図るもので、岩手県の達増拓也知事をはじめとするおよそ65人が参加する予定です。遠野市からは、産業振興部や遠野文化研究センターの職員5人が参加し、ミッションを遂行することになっています。このなかで、遠野市独自のミッションとして、台湾からの誘客に向けた観光客の受け入れ態勢強化に必要な情報収集や遠野産品の輸出へ向けた台湾人が好む物産品の調査なども行われる予定ということです。また、来年度予定されている遠野出身の台湾人類学者伊能嘉矩の生誕150周年特別展に向けて、台湾大学で資料を確認するほか、人類学関係の研究者を尋ねるなど、伊能嘉矩の業績調査が予定されているということです。職員を前に本田市長は「台湾との連携の中で、特にも伊能嘉矩という人物の評価をもう一度見直さなければならない」と話していました。訪問団は、あさって日曜日(29日)から来週木曜日(6月2日)までの4泊5日の日程で、観光・物産・文化に関するミッションを遂行することになっています。

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