2016年5月26日放送

八坂神社上棟式

青笹町の八坂神社で、今週日曜日(22日)建物の基礎ができたあと棟木をあげるときに執り行われる上棟式が行われました。八坂神社は、およそ625年前にはたおりが盛んに行われていた頃、京都から職人が移り住み、京都の八坂神社の神霊を移して祀ったのが始まりと言われ、平成21年12月には遠野遺産第83号の認定を受けました。「天王様」と親しまれ先人たちが守り継いできた拝殿は、老朽化に伴い改築されることになり、去年10月から地域の人たちが中心となって拝殿の解体作業と改築工事が行われてきました。今週日曜日の上棟式には、工事関係者や地域の人などおよそ30人が集まり、玉串を捧げるなどして工事の安全と拝殿が無事に完成することを祈願しました。そのあともち振る舞いとなり、地域の子どもたちが一つでも多くもちを拾おうと駆け回っていました。八坂神社は、地域の人たちのコミュニティーの拠点として、また、子どもたちに青笹の歴史や文化を末永く引き継いでいくため、来月の完成を目指して工事が進められることになっています。なお、来月26日には拝殿の落成を祝う拝殿落慶祝賀会が開かれる予定ということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.