2016年5月25日放送

青笹小学校で「スクールサイエンス教室」

科学実験イベントを通して子どもたちに科学や環境・エネルギーに興味・関心を持ってもらおうという「東北電力スクールサイエンス教室」がきのう(24日・火曜日)青笹小学校で開かれました。この教室は、地域の未来を担う子どもたちの個性や才能をのびのびと育てる環境づくりを応援する東北電力の「次世代支援プロジェクト放課後ひろば」の一環として、岩手県内の小中学校で開かれています。今年度は県内6つの小学校で開催が予定されていますが、きのうは、県内のトップを切って、身近なところにある科学に気が付いてほしいと昨年度創立50周年を迎えたことを記念してこの教室に応募した青笹小学校で開かれました。教室では、サイエンスインストラクターの阿部清人さんが講師を務め、空気や水・二酸化炭素など子どもたちの身近にあるものをテーマに、さまざまな実験が行われました。この中で「音の伝わるしくみ実験」では、紙コップとカード・モールを使って、音の振動で動くおもちゃを作りました。紙コップに向かって声を出すと、ヘビのように巻いたモールがくるくる回り、子どもたちはとても興味深そうにしていました。また、箱の穴から威力のある空気の玉を発射する空気砲実験では、チームに分かれて的を何回倒せるかを競いました。最後に、巨大空気砲で紙コップのピラミッドを倒す実験が行われ、子どもたちからは、歓声と拍手が沸き起こっていました。主催した東北電力では、今後も「次世代支援プロジェクト放課後ひろば」を積極的に展開し、地域の未来を担う子どもたちの心豊かな成長を支援していきたいとしています。

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