2016年5月24日放送

寺沢牧野開牧式

市営寺沢牧野での夏期放牧がきょう(24日火)から始まり、関係者が集まり開牧式が行われました。寺沢牧野では、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴い平成24年から放牧を自粛していましたが、去年から黒毛和種に限り一部夏季放牧が再開されていました。そして、ことしからはさらに、乳用牛や馬の放牧も再開されることになりました。きょうは、関係者が集まって開牧式が行われ、本田市長が「ようやくこの日を迎えることができました。畜産業は遠野の産業を支えています。これを機にさらなる畜産振興につなげていきたい」とあいさつしました。きょう放牧されたのは肉用牛130頭、乳用牛33頭と馬15頭です。夏の放牧は、牛や馬をストレスなく運動させることができ、丈夫に育てられるのはもちろん、生産者の労力軽減にもつながるということです。なお、市内の荒川牧野と高清水牧野では今月30日から放牧が再開される予定だということです。

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