2016年5月23日放送

遠野商工会通常総会

遠野商工会の通常総会が先週金曜日(20日)あえりあ遠野で開かれました。総会には、遠野商工会の会員などが出席し昨年度の収支決算や、今年度の事業計画案などについて審議され、すべて原案通り承認されました。昨年度実施した、「遠野にぎわい商品券」については発行総額3億7200万円のうち、換金率は99・76パーセントで、食料品や生活関連での利用が8割以上だったということです。そして今年度は引き続き中心市街地活性化につなげるための空き店舗活用に関する補助事業に力を入れていくということです。なお昨年度は、この事業で3店舗が開業したということです。遠野商工会では、今年度も「行きます聞きます提案します」をキャッチフレーズに、さまざまな事業に取り組んでいくということです。またこの日は、表彰伝達も行われ、優れた経営戦略で取り組む企業に贈られる岩手県商工会連合会などが主催する「いわてビジネスイノベーションアワード」の受賞者が紹介されました。なかでも、小友町で半導体製造装置部品の加工などをするオーパーツは、金属加工技術を活かして人口心臓の部品を製造することに成功したことから経営革新部門で最高賞となる大賞を受賞しています。オーパーツは今後も商工会などとの連携を強めながら地元で活かせる製品作りに努めていくということです。

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