2016年5月23日放送

地域の伝統文化助成金贈呈式

公益財団法人から板沢しし踊り保存会に助成金が交付されることが決まり、きょう(23日・月曜日)贈呈式が行われました。きょうの贈呈式には、明治安田生命保険相互会社盛岡支社の宮部健二支社長や板沢しし踊り保存会の佐々木國允会長など6人が出席しました。明治安田クオリティオブライフ文化財団では、平成3年度から地域の伝統文化の継承や後継者の育成を支援するための「地域の伝統文化保存維持費用助成制度」を設け、公募による助成を行っています。今年度は、全国140件の応募の中から選ばれた43件に対して助成金が交付されることになりました。このうち、岩手県からは唯一板沢しし踊り保存会が選ばれたということです。贈呈式では、あいさつがあった後、宮部支社長から佐々木会長に50万円の目録が手渡されました。受け取った佐々木会長は「しし踊りの道具は消耗品なのでいただいたお金を修理費に充てることでスムーズな伝承活動につながります」と感謝していました。なお、板沢しし踊り保存会では、助成金をしし頭の幕の補修費用として活用するということです。

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