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2016年5月17日放送

山口の水車小屋改修工事完成披露会

土淵町にある山口の水車小屋の改修工事が終わり、先週土曜日（１４日）、完成披露会が開かれました。山口の水車小屋は、屋根の傷みが激しく、土台は腐敗が進むなど解体修理が必要とされていました。また、水車小屋の活用方法について地域の人たちが中心となって検討を進めてきました。去年１０月、水車小屋は建物をすべて解体し、その後、コンクリートを打って基礎を強化。遠野産の茅で屋根を葺き、３月に完成となりました。先週土曜日の完成披露会では、生まれ変わった水車小屋を前に土淵町山口自治会の厚楽和孝会長が「集落の文化発祥の起爆剤にしたい」とあいさつしました。その後、「搗き初め」が行われ、水車が回りはじめると小屋の中では米が挽かれる様子が披露されました。この日は、ほかに地元の女性たちが地固め節を踊るなど、集まった人たちで、水車小屋の完成を祝っていました。なお、改修工事が終わり真新しい印象となった水車小屋ですが、数年で田園風景にあった風合いが出てくるそうで、金色に輝く水車を見られるのは今の時期だけということです。

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