2016年5月10日放送

高校生 選挙について学ぶ

緑峰高校できのう(9日・月曜日)明るい選挙啓発授業が行われました。去年公職選挙法が改正され、ことし7月に予定されている参議院議員選挙からは、18歳以上に選挙権が与えられることになりました。模擬投票体験などを通して選挙について関心をもってもらおうと行われたこの授業には、緑峰高校の2・3年生およそ100人が出席しました。初めに、遠野市選挙管理委員会の菊池亨事務局長が選挙の歴史や投票する人を選ぶ際のポイントなどについて、クイズを交えながら説明しました。では、ここでひとつクイズ。投票日の翌日に満18歳の誕生日を迎える人は投票できるでしょうか。正解は「できる」です。「法律で、誕生日の前日に年齢を1つ加算することと定められているため」ということです。生徒たちは、選挙制度についてや投票の仕方などを学んだあと模擬投票を体験しました。会場には実際に使われる記載台と投票箱が設置され、生徒たちは投票用紙に候補者の中から投票する人を選んで書き、やや緊張した面持ちで投票箱に入れていました。そのあと、生徒たちはグループに分かれ投票率がアップするためにはどうしたらいいか話し合いました。各班からは「会場にBGMを流す」「投票所まで送迎バスを出す」など高校生ならではのアイデアがたくさん出ていました。生徒たちは、選挙について理解を深めながら1票の重さを感じていた様子でした。

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