2016年5月9日放送

東北横断自動車釜石秋田線 釜石・花巻間建設促進期成同盟会総会

平成28年度東北横断自走車道釜石秋田線、釜石・花巻間建設促進期成同盟会の総会が先週金曜日(6日)にあえりあ遠野で開かれました。この同盟会は、平成30年度に全線開通予定の釜石・花巻間の早期完成を促進しようと遠野市のほか釜石市、花巻市、奥州市、住田町で組織されています。総会には本田市長ほか、同盟会の会長を務める野田武則釜石市長などが出席し、27年度の事業報告や28年度の事業計画などについて協議され、いずれも原案通り承認されました。このあと、任期満了に伴う役員の改選が行われ、会長、副会長ともに再任となりました。任期は、平成31年3月31日までの2年間となります。今回の総会では、復興支援道路や復興道路の整備に必要な予算を通常の公共事業とは別枠で確保し、新たな地方負担を生じさせないことなどが決議されました。また、釜石市で開催されるラグビーワールドカップ2019の成功に向けて、復興支援道路等の早期整備に積極的な運動に取り組むことが確認されました。現在釜石・花巻間は、全長およそ80キロメートルのうち、63キロメートルが利用可能で、残る遠野―遠野住田間と釜石―釜石西間合わせて17キロメートルについては、平成30年度に開通予定となっています。

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