2016年5月4日放送

遠野ホップ和紙工房 観光客楽しむ

大型連休でにぎわう土淵町の伝承園で、きのう(3日・火曜日)ときょう(4日・水曜日)2日間限定で遠野ホップ和紙工房がオープンしました。この工房は、市内外から訪れる観光客へのホップ和紙のPRとホップ和紙を使った産業振興に今後、どう繋げていくかを検討しようと遠野ホップ和紙を育てる会が試験的に開きました。工房では、緑峰高校草花研究班の生徒たちも手伝い、2日間を通して、ホップ和紙で作ったしおりの販売やホップ和紙の紙漉き無料体験などが実施されました。紙漉き無料体験では、「漉き簀」と呼ばれる枠に液を流し込んで繊維を転がす作業について訪れた人たちがコツを教わりながら丁寧に仕上げようと頑張っていました。2日間を通して特別オープンしたこの工房には、およそ400人が訪れたということです。ホップ和紙を育てる会のメンバーほとんどが農家で、活動は、農繁期以外の冬が中心になるということですが、今回参加したメンバーは、ホップ和紙を使ってさまざまな挑戦をしていくこれからの活動にさらに弾みをつけた様子でした。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.