2016年5月3日放送

遠野さくらまつり 南部氏遠野入部行列

遠野さくらまつり開催中の、きょう(3日・火曜日)蔵の道ひろば周辺で南部氏遠野入部行列が行われました。まつりのオープニングでは、遠野中学校吹奏楽部がさくらにちなんだ曲などを演奏し、会場を盛り上げました。開会式で、遠野さくらまつり実行委員会の会長を務める本田市長が「市民手作りのこのまつりを通して伝統の大切さを後世に継承していきましょう」とあいさつしました。そして、入部行列開始です。南部氏遠野入部行列は、今から400年ほど前の1627年に遠野へ国替えとなった八戸南部氏22代の直義公が、八戸から遠野へ入部した様子を再現したもので、ことしで16回目です。藩主の直義公役は本田市長が務め、そして、女大名で知られた清心尼公役は、上閉伊酒造社長の新里佳子さんが務めました。行列は、蔵の道ひろばを出発し、仲町や一日市通りなど市内の目抜き通りを練り歩きました。ことしも、遠野南部氏のルーツでもある八戸市大館地区の「新田城まつり運営委員会」のメンバー26人も参加し、総勢250人の行列となりました。沿道に集まった人たちは、古式ゆかしい歴史絵巻を楽しんでいました。

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