2016年4月29日放送

遠野テレビ放送番組審議会

今年度、平成28年度1回目となる遠野テレビ放送番組審議会がきのう(28日・木曜日)開かれました。番組審議会は、自主放送番組の適正化を図るため、放送番組の基準や編集に関する基本計画について審議し、市に答申することを目的としています。きのうは初めに達曽部や鱒沢など各地区センターから推薦のあった委員12人に対する辞令交付が行われました。その後、飛内副市長が「遠野テレビのよりよい番組づくりにご協力をお願いします」とあいさつしました。この後、会長と副会長の選任となり、会長には奥寺啓蔵さんに決まりました。きのうの審議会では、3月11日放送の「とおのタイム」についてさまざま意見・提言が出ました。この日の「とおのタイム」は、東日本大震災から5年が経ったことを受け、「教訓」と「支援」をテーマにした特集が中心の内容でした。「教訓」で遠野町第13区の訓練などの取り組みが紹介されたことに委員からは「ほかの地域の取り組みが紹介されて刺激を受けた」という意見や「13区以外にも自主的に取り組んでいる地域を取り上げてほしかった」と要望も出ていました。また、「文字スーパーが背景とかぶって見えにくい所もあった」と工夫を求める意見も出ました。また、震災関連の後に放送となった市長の対談について「この日の放送は、3.11一色にした方がわかりやすかった」「市議会が終わりリアルタイムで伝えるべきところもあっただろうから必要だったのでは」などさまざまな意見が出ていました。遠野テレビでは、委員から寄せられた意見・提言を今後の番組制作の充実・向上に取り組んでいきます。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.