2016年4月28日放送

バイオマス設備導入披露

たかむろ水光園に続き、木工団地にもバイオマス設備が導入されたことを受け、きのう(27日・水曜日)、披露会が森林総合センターなどで開かれました。これは、平成26年から市が取り組んでいる林野庁委託事業の「木質バイオマスエネルギーを活用したモデル地域づくり推進事業」の一環で、たかむろ水光園と木工団地に木質バイオマスボイラーなどの導入が完了したことから開かれました。披露会では初めに本田市長が「整備が始まった本庁舎にもチップボイラーを導入予定です。この事業が雇用の拡大につながるよう努めていきたい」とあいさつしました。続いて、木工団地内とたかむろ水光園で設備の見学会が開かれました。このうち、木工団地では、この日本格稼働が始まった大型ボイラーの点火式が行われました。この大型ボイラーは、製材所などでこれまで産業廃棄物として処理されてきた木の皮を燃料として利用し、木材乾燥を行うために導入されました。発生する熱を木材乾燥に利用することで、木工団地内で生産される木材製品に付加価値を与えるとともに、木材の流通を促し、地域経済の活性化が期待されています。市では、導入されたこれらのバイオマス設備を稼働させ、今年度は、木質バイオマスエネルギーの活用に向けたデータの収集や分析をすることにしています。

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