2016年4月27日放送

市民と市議会との懇談会

平成28年度市民と議会との「懇談会」が昨夜(26日)から始まりました。この「懇談会」は、市内9カ所を対象に行われ市民の意見や要望を聞き、議会として市政に反映させようと毎年この時期に開かれています。初日の昨夜は、上郷町、土淵町、遠野町の3カ所で開かれ、このうち上郷町では、およそ20人が参加しました。会では初めに議員から3月定例会の報告や前回の懇談会で出た要望についての対応などを説明しました。この中で、「地区センターの機能強化・充実に努めてほしい」という要望ついては、「今年度から人員を増やして運営し、サービスの向上を進めている」と答えました。このあとの懇談では、参加者から、「遠野市では六次産業を進めようとしているが、一次産業の振興がなければ6次産業の発展はない。もっと一次産業に力を入れるべきではないか」という声があがりました。これに対して議員は、「一次産業が強化されるような取組みを提案していきたい」と話しました。また、高校再編について、「なぜ市内の中学生が市外の高校を選ぶのか」という問題をもっと根本から考え、検証して欲しいという要望もありました。議員は、「県教育委員会から高校再編までの期間をいただいたので、よく議論し検討していきたい」と答えました。市民と議会との「懇親会」、最終日のあすは綾織町、小友町、宮守町で開かれるということです。

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