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2016年4月21日放送

本庁舎建設工事安全祈願祭

遠野市役所本庁舎建設工事に向けた安全祈願祭がきょう（２１日・木曜日）行われました市役所本庁舎は、東日本大震災で中央館が被災し、本庁舎としての機能が分散されてしまったことから、現在のとぴあ庁舎を活用しながら、とぴあ庁舎の南側を新たに整備し、市内に分散している機能を集約しようと、整備事業が進められてきました。安全祈願祭には、本田市長のほか遠野市進化まちづくり検証委員会の小野寺純治委員や工事関係者、さらに地権者などおよそ２２０人が出席しました。初めに神事が行われ、出席した人たちは、苅初之儀式や玉串奉奠を行い、建設工事を前に安全を祈願しました。このあと、本田市長と、松田建設・栄組特定共同企業体を代表して松田建設の松田孝代表取締役があいさつしました。市役所本庁舎の総事業費は、およそ３０億円で、このうち建設事業費は、およそ１８億円をかけて、とぴあ庁舎南側に建設されます。延べ面積は、５１８０平方メートルで、鉄筋コンクリート造の地上３階、地下１階建てとなっています。庁舎のコンセプトは「市民の利便性の向上を目指した庁舎」で、１階には産業振興部、２階には農林畜産部と環境整備部、３階に議会と監査委員事務局が配置されるということです。さらに１階には、総合案内や多目的市民ホール、イベントステージなどを設け、市民に親しまれ、開かれた庁舎を目指すということです。なお、本庁舎の工事は、あす、２２日（金曜日）から始まり、来年３月下旬の完成を目指すということですその後およそ２カ月かけて引っ越しなどを行い、６月上旬に業務をスタートさせるということです。

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